結婚式の総額見積もりを見てみたら、あまりの高さにビックリしてしまった…という花嫁さまも多いはず。
予算内におさめるために節約しなきゃと、あれもこれも削るのはちょっと待ってください!
実は結婚式ではやってはいけない節約があるんです。
そこで今回は、元プランナーが結婚式でやってはいけない節約4選と対策法を解説!
これを知っているだけで、ゲストにがっかりされたり、結婚式後に後悔したりすることを防ぐことができますよ◎
「結婚式費用の節約で後悔したくない!」という方は、ぜひチェックしてみてくださいね♪
ゲストにバレバレ!やってはいけない結婚式の節約4選と対策法
それでは、結婚式でやってはいけない節約4選をご紹介します。
特にゲストにバレやすい項目とその対策方法をまとめましたので、ぜひチェックしてみてくださいね。
やってはいけない節約①:料理・ドリンクのランクの下げすぎ

料理やドリンクは自分が結婚式に参列する際にも、期待するものの一つですよね。
そのため、料理のランクをあまりにも下げすぎるとすぐにゲストに「節約したな…」と気付かれてしまいます。

じゃあ料理で節約はできないの?

そんなことはないよ!料理で節約する際には以下の項目を参考にしてみてね♪
料理・ドリンクの節約対策法
コース料理を1品減らす
コース料理の中で、グラニテなどのお口直しメニューを1品カットするのがおすすめ。

グラニテは、シャーベット状の氷菓のことです。
そもそも出てこないものと思ってもらえるので、ゲストに気付かれることなく節約ができますよ◎
メインのランクを少し落とす
例えば、メインのお肉のランクが以下だったとします。
- Aコース 鴨肉
- Bコース 牛肉
- Cコース 牛肉(国産)
このような場合は「Bコース」を選択するのが、節約目線では正解です◎
なぜならAコースを選ぶと、ゲストに節約したことがバレバレだからです。
BコースとCコースの違いは、ものすごく舌に肥えているゲストにしか気付かれることはないでしょう。

じゃあすべての料理をBコースにするってこと?

式場によっては、基本はAコースでお肉料理だけBコースに変更することもできるよ!
差額分だけ支払えばいいから、その分節約になるね♪
やってはいけない節約②:引き出物のランクを落とす

料理と同じく、あまりにランクを下げすぎると気付かれやすいのが引き出物です。
例えば最低ランクのカタログギフトを選んでしまうと、商品のバリエーションが少ないため、「何も欲しいものがない…安いカタログギフトなのかな。」と思われてしまいます。
引き出物の節約対策法
引き出物の数を2品にしてメインのランクを上げる
同じ5,000円という予算の中なら、メイン引き出物3,000円、引き菓子1,000円、縁起物1,000円という内訳にするよりも、メイン引き出物4,000円、引き菓子1,000円の2品にしたほうが、ゲストの満足度が上がることがあります。

特にメインの引き出物がカタログギフトの場合、
金額を上げると商品数がぐっと増えるのでゲスト満足度も上がるはず◎
もちろん上司や親族には3品用意しないと失礼にあたるなどの考え方もあるので、友人だけ2品にするなど上手に贈り分けができるとベターです!
引き出物宅配にする
引き出物宅配とは、引き出物を後日自宅に郵送で届けてくれるサービスのこと。
引き出物の持ち込み料や紙袋代がかからないうえにサイトによって割引があるので、引き出物の節約が簡単に叶います。
さらに、一人ひとりに贈り分けができる、結婚式当日に荷物にならないなどのゲストにとってのメリットもたくさん◎
引き出物宅配の詳細とおすすめサイトランキングは、以下の記事よりチェックしてみてくださいね♪
やってはいけない節約③:ゲストへのお礼・お車代を削る

受付などを担当してくれたゲストへのお礼や、遠方から結婚式に参列してくれたゲストへのお車代を削るのはNGです!
結婚式に参列してくれるゲストは、今後もお付き合いをしていきたい新郎新婦ふたりにとって大切な方たち。
そのため、お礼やお車代はしっかりと適切な金額をお渡しするようにしてくださいね◎
ゲストへのお礼・お車代節約対策法
おもてなしの演出を少し削る
結婚式にはオプションでゲストへのおもてなしの演出が用意されていますよね。
この演出を少しカットするだけでも、ちりつもで節約になりますよ◎
- ウェルカムドリンク&フードサービス ⇒ ウェルカムドリンクのみにする
- キャンドルサービス ⇒ テーブルラウンド(写真撮影)のみにする
- デザートビュッフェ ⇒ コースのデザートのみにする

結婚式の演出のカットは節約になるのに、
ゲスト満足度はあまり下がらないのでおすすめです◎
もちろん、カットし過ぎには注意ですよ!
やってはいけない節約④:新郎新婦がのちのち後悔する可能性のあるもの

最後にご紹介するのは、何年か経ってから新郎新婦が結婚式を振り返ったときに後悔する可能性の高いものです。
一つ一つご紹介していきますね!
ウェディングドレスなどの衣装を削る
花嫁の憧れ、ウェディングドレス。
「ずっと着たいと思っていたドレスブランドがあったのに
高いから我慢して安いドレスを選んだ」
「本当はお色直しで和装を着たかったけど
費用を抑えるために諦めた」
こんな節約をしてしまうとあとから必ず後悔することになります。

和装を着た花嫁をテレビで見るたびに「着たかったな…」と思うのは悲しすぎますよね…。
対策としてはウェディングドレスや和装などの衣装は、外部のドレスショップから持ち込みするのがおすすめ!
提携の衣装店ではなく、格安でレンタルできるドレスショップで借りることで、衣装代を安く抑えることができますよ♪
カメラマン、ビデオカメラマンの手配を削る
結婚式では、テーブルフォトや集合写真のように静止している写真だけでなく、ワンシーンワンシーンを切り取ったような感動的な1枚も残したいですよね。
そういった場面をしっかり写真に残してくれるのが、プロのカメラマンです。
そのためカメラマンやビデオカメラマンに頼まずに、友人に撮ってもらうという節約はおすすめできません。

プロが撮る写真や映像は素人が撮るものとは全く仕上がりが違いますよ!
撮影はプロのカメラマンに依頼をし、データのみを購入して節約するのがベターな選択です!
エンドロールなどの結婚式ムービーを削る
結婚式当日の映像を残すことのできる、結婚式ムービー。
特に新郎新婦の退場後に一日のハイライトムービーを流すことのできる「撮って出しエンドロール」は、とにかく料金が高いことで有名。約10万円~20万円が金額の相場です。
そんな高額の結婚式ムービーですが、節約のために削るのはちょっと待ってください!
例えば何年か経って、記念日などに結婚式の思い出を振り返ろうと思ったとき、5分ほどのエンドロールのDVDがあれば、気軽にその日1日のことを思い返すことができますよね。
こういった形に残るアイテムについては、できる限り残す選択をしたほうがのちのち後悔する可能性が低いと言えます。

私も予算の関係で「撮って出しムービー」を削りましたが、
親戚が集まった時などに気軽に見れて話題になるので、
残しておけば良かったな…と少し後悔しています。
対策としては、当日のハイライトを5分ほどにまとめた「撮って出しムービー」と、一日の映像をすべて残す「記録ムービー」のどちらかにするなど、なにかしらの映像を残す選択をするのがおすすめです◎
まとめ

結婚式でやってはいけない節約4選と対策法をご紹介いたしました。
ゲストに残念な思いをさせてしまうもの、のちのち振り返った時に新郎新婦が後悔する可能性のあるものは、むやみに節約するのはタブーです。
お金をかけるところと抑えるところのメリハリをしっかり付けて、費用に踊らされることのなく、理想の結婚式を叶えてくださいね◎
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