コロナ禍が続いている昨今では、家族や親族のみを招待した「家族婚」と呼ばれる結婚式を執り行う方が増えています。
家族婚に興味はあるけれど、これまでゲストとして家族婚に参加したことがないという方は、なかなか家族婚のイメージが掴めないですよね?
私はプランナーとして多くの家族婚の新郎新婦様を担当してきましたが、どの結婚式も家族婚ならではのあたたかい空気に包まれた素敵な会食でした◎
そこで今回は「家族婚の会食の流れ」について詳しく説明いたします!
「家族婚にするか迷っている」「家族婚の会食の流れについて知りたい!」という方はぜひチェックしてみてくださいね♬
家族婚の会食時間は約2~3時間

式場にもよりますが、家族婚の会食時間は約2~3時間です。
どんな結婚式でもそうなのですが、特に家族婚の場合は、お食事以外にやることが決まっていないので、どんな演出を盛り込むかにとって会食時間が異なります。
家族婚の会食の主な流れは以下の通りです。
家族婚の会食の流れ
- 新郎新婦入場
- ウェルカムスピーチ(新郎新婦より挨拶)
- 乾杯
- (歓談)
- ケーキカット★
- (写真撮影タイム)
- ゲストからのスピーチ★
- (歓談)
- 両親への花束・手紙の贈呈★
- 新郎新婦謝辞
- 送賓

なかなかシンプル!

★マークの演出はカットすることもできるけど
写真撮影や歓談に自然に繋がるきっかけになるから、
できれば進行に入れておくと良いと思うよ◎
またこちらにプラスして、家族婚だからこそ実現可能な演出を執り行うのもおすすめです♬
家族婚の会食でおすすめの演出3選

新郎新婦もゲストと同じテーブルに座る
人数の少ない家族婚なら、新郎新婦とゲストが同じテーブルにつくことも可能です。
10人ほどの会食なら、新郎新婦と両家家族みんなで同じテーブルで食事を楽しめます♪

距離も近いため、会話が弾み
アットホームな雰囲気で両家の絆も深まりますよ◎
親族や友人で約20人ほどの結婚式では、一つのテーブルでは収まりきらないことが多いです。
そんなときは、各テーブルに新郎新婦の席を設けるのがおすすめ◎
ふたりが自由に各テーブルをまわって、会話を楽しんだり、写真を撮ったりできる時間があるとゲストに喜ばれますよ♪
ゲスト一人ひとりからメッセージをもらう
家族婚では、事前に親族紹介の時間は設けないことが多いです。

もちろん、お願いすれば設けてもらえることがほとんどですが。
そのため自己紹介を兼ねて、一人ひとりからメッセージをもらうのもおすすめ演出の一つです。
例えば以下のように内容を決めて、事前にゲストにお願いをしておくといいかもしれません◎
- 新郎新婦から:他己紹介
- 新郎新婦から:ゲストへ感謝の気持ちを伝えるメッセージ
- ゲストから:簡単な自己紹介
- ゲストから:新郎新婦との思い出やお祝いのメッセージ
ゲスト全員からメッセージをもらうことで、普段は聞けないような懐かしいエピソードが出てくることも♪
大人数の結婚式では絶対にできない、家族婚ならではの特別な演出です。
ゲストに合わせた引出物を手渡しする
家族婚なら、贈る相手の好みに合わせた、一人ひとり違う引き出物を選ぶことができます◎

もちろん大人数の結婚式でも可能ですが、
なかなか大変な作業なので全員には難しいかも💦
また引き出物の渡し方も、送賓時に「手渡し」することが可能!

これは、家族婚ならではの嬉しい演出だね♪
感謝の言葉を直接伝えながら渡すことで、ふたりの気持ちがより伝わり、ゲストに喜ばれること間違いありません◎

ちょっとしたプチギフトやお手紙を添えたらさらに素敵!
家族婚の会食でよくある質問

家族婚に決定したものの、「これはどうしたらいい?」と疑問が浮かぶこともあるはず。
ここからは、家族婚でよくある質問にお答えします!
司会者は必要?
家族婚はアットホームな反面、どうしても進行がグダグダになりがちなので、出来れば司会者を付けるのがおすすめ◎
特にケーキカットやお色直し、花束贈呈などの一般的な結婚式の演出を考えている方は必須だと言えます。
もし司会者を依頼しない場合は、プランナーやレストランスタッフが、ある程度進行を担当してくれますが、プロではないので、あくまで淡々と進行してくれるといった感じです(笑)

やっぱりプロの司会者の
「その場の空気を変える力」ってすごいんです!
その反面で、「とにかく普通の食事会をしたい」「結婚式らしい演出は特にやらない」という方は、司会者は無しでも問題ないと思います。
お色直しやケーキカットなどの演出はできる?
もちろんできます◎
食事をしながら、一人ひとりとゆっくり話ができる点が家族婚のメリット。
ですが、2~3時間の会食は結構長い時間なので、いくつかのイベントを盛り込むと会全体にメリハリが出ます♪
またそういったイベントは、写真撮影のベストタイミングでもあります◎
盛り上がってくれそうな演出をいくつか用意しておくと、ふたりとゲストの素敵な写真も残せて良いことづくめです!
プロフィールムービーやエンドロールムービーの上映は可能?
家族婚を行う会場によっては、「映像を流す機器の用意がない」という理由で、ムービーの上映が出来ないことも。
そのため、必ず事前にプランナーに確認するようにしましょう!
ちなみに用意するなら、断然プロフィールムービーがおすすめです◎
家族婚だからこそ、お互いの家族は「どんな人と結婚したんだろう?」と気になるもの。
新郎新婦それぞれの生い立ちと、ふたりの出会いや馴れ初めが伝わる、プロフィールムービーを用意することで、その後の会話のきっかけにもなりますよ♪
まとめ
家族婚の会食の流れについてご説明しましたが、いかがでしたでしょうか?
会食スタートから結びまで、家族に感謝の気持ちを伝えられる「家族婚」は、令和時代のスタンダードとも言うべき結婚式の形だと個人的には思っています。
「家族婚にするか迷っている」というふたりにとって一番理想に近いカタチで、心に残る素敵な結婚式が挙げられますように…☆
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